海外の有料アダルトサイトのほとんどは現地の通貨(つまり外貨)建ての料金体系です。カリビアンコム・盗撮X・Hey動画等々、ことごとくドル建て決済です。ただしごく一部に円建て決済のサイトがあります。ドルなどの外貨建て決済はユーザーにとって「損か得か」どちらなのでしょうか。
円建てと違って外貨建て料金の場合、購入するとレート換算が行なわれます。この換算はクレジットカード会社が決済処理する時点で行なわれます。購入した時点のレートでないので注意が必要です。すなわち、購入時に「$1=¥100」であっても決済処理が3日後で、そのときのレートが「$1=¥101」に上がっていることもありえます。
⇒盗撮X1ヶ月会員プラン=36ドルの価格であれば、36円分高くなった計算です。逆に、為替レートがドル安になれば支払う料金が安くなります。具体的な円換算は「仲値」TTM=(TTS+TTB)/2によって行なわれます。
なお、購入する手続き自体はドル決済であっても円決済であっても、日本国内で買い物をするのと手間は何も変わりません。外貨建てだからといって何か特別な手間があるわけではなく自動的に処理が行なわれ、円換算された料金(厳密に言えば、これにクレジットカード会社の事務手数料が加わった金額)が日常のお買い物と同様に引き落とされます。
月額料金でメンバーシップを付与し、コンテンツが見放題になるアダルトサイトが現在は主流ですよね。メンバーシップ更新の際に決済レート換算はどのタイミングになるのかというと…
初回購入と同様に、「クレジットカード会社が決済処理する時点」です。ここで問題になるのが「メンバーシップの更新は自動で行われる」ということ。たいていは購入日が基準となります。
例えば4月1日に1ヶ月プラン(30日間)を購入したとすると、退会しない限りアダルトサイト側で4月30日に自動更新処理がなされます。多くの場合、その数日から数週間後にクレジットカード会社の決済処理がなされた時点の為替レートで引落し金額が決まります。その後もメンバーシップ更新の度に、同様の処理が行われます。つまり基準となる購入日が後々の支払額に影響を及ぼすことになります。
円建て決済のメリットは、支払う金額に日々の変動が生じないことにより会計が明朗ということです。レートが変わっても引き落とし口座が円口座である限り、サイト表記の円価格が引き落とされます。為替レート変動のリスクを好まない方は円建て決済を利用すると良いでしょう。
ドル建て決済のメリットは円高の場合は、円口座から出て行くお金が少なくて済むということ。円高ドル安時にはウマミを享受できますね。逆に円安のときは同じドルの金額であれば、出ていくお金が多くなってしまいます。
人間には予知能力がありません。外貨建て決済のアダルトサイトにおいて為替レート的には、いつ購入(入会)するのがお得か誰にもわからないことになります。円建て決済可能なアダルトサイトならそういう煩わしさはありません。いずれの決済においても「見たい時に購入(入会)する」で良いと思われます。
原則、ドル建てとお考えください。ここでは例外のみ列挙いたします。なお、DUGAのような国内サイト(円決済)は除いています。
決済が円建てのみという海外サイトを挙げてみます。